阿倍野区河堀口の歯医者(歯科医院)「さんこうじ歯科クリニック」の虫歯治療について。

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むし歯治療

当院がむし歯治療で心がけていること

できるだけ「削らない」「抜かない」

できるだけ「削らない」「抜かない」

皮ふや骨とはちがい、歯は一度傷つけてしまうと元の状態には戻りません。「むし歯を治す」とはいっても、それはむし歯になった部分を削る、もしくは抜いて、その部分を金属やプラスチックなどの人工物でおぎなっているにすぎないのです。

私たちの歯は親知らずを除いて28本。そのどれもが生涯にかけがえなのないものです。一生を通してご自身の歯で食べ、語らいつづけるために、当院ではできるだけ「削らない」「抜かない」治療を心がけています。

治療中の痛みを少なく

治療中の痛みを少なく

むし歯の治療で気がかりなこと、それは“治療中の痛み”にほかなりません。痛いのが苦手で歯医者通いに足が遠のいてしまっている方も、思いのほか少なくはないでしょう。当院ではそのような方にも安心して治療を受けていただけるよう、治療中の痛みに配慮した診療を心がけています。

「痛くない麻酔注射」への取り組み

当院では麻酔の注射をする際、針を刺す痛みをやわらげる『表面麻酔』『極細の注射針』を使用するなど、
注射の痛みを少なくする取り組みをおこなっております。

新たなむし歯をつくらないために

治療中の痛みを少なく

むし歯は「治療をしたらおしまい」という病気ではありません。詰めものや被せものを入れた歯は以前よりも細菌がつきやすい環境となってしまうため、ケアをおこたると再びむし歯を繰り返してしまいます。また、「なぜむし歯になったのか?」をしっかり見極めておかなければ、せっかくむし歯を治してもまた新たなむし歯をつくることになりかねません。

当院ではただむし歯を治療するだけでなく、むし歯になった原因をしっかり探り、今後むし歯にならないためのケアの方法や食習慣についてのアドバイスもお伝えしていきます。また治療後は定期健診・クリーニングなど、お口の健康を末永くサポートする取り組みをおこなってまいります。

むし歯をつくる4つの要因

なぜむし歯はできるのでしょう。歯をみがいていないから?甘いものばかり食べているから?

むし歯をつくる4つの要因

実はむし歯になる原因は1つではなく、お口の中で次の4つの要因すべてが重なりあったときに発生します。むし歯をきちんと予防していくためには、これら4つの要因それぞれにアプローチしていくことが大切です。

  • 細菌(むし歯菌)

    むし歯はお口の中のむし歯菌が酸をつくり、その酸によって歯が溶けてしまう病気です。私たちが毎日おこなう歯磨きは、お口の中からむし歯菌をできるだけ減らして酸の産出をおさえるためのもの。最低でも1日2回、とくに就寝前の歯磨きは徹底する習慣を身につけていきましょう

  • 糖分(甘いもの)

    むし歯菌は糖分を栄養源に自身が生きるためのエネルギーをつくり、その過程でむし歯の直接的な原因となる酸を産出していきます。むし歯リスクをへらすためには、できるだけ糖分をひかえることが理想的ですが、キシリトールなど「むし歯菌が酸をつくらない糖」を取り入れてみるのも1つの方法です。

  • 歯質(歯の強さ)

    歯の強さや硬さなどの歯質には個人差があり、歯質が弱い人ほどむし歯になるリスクは高くなります。そこで歯質の強化におすすめなのが、フッ素の活用です。むし歯予防に定評のあるフッ素にはエナメル質の結晶を強くし、むし歯になりにくい丈夫な歯をつくるほか、歯の修復機能である“再石灰化”をうながす働きがあります。

  • 時間(食事の回数やタイミング)

    私たちの唾液にはむし歯菌がつくる酸の力を弱める働きがあります。しかし食事の回数が多かったり、不規則になったりすると、この働きが正常に働かなくなり、むし歯リスクも上昇してしまいます。「食事は決められた時間のみにする」「規則正しい食生活を心がける」ことも、むし歯を予防するうえでは非常に重要です。

虫歯はこうして進行していきます

初期のむし歯(CO)

初期のむし歯(CO)

歯の表面にあるエナメル質がわずかに溶けている状態です。鏡で見ると歯の表面がザラザラしていたり、白っぽくなっていたりするのが確認できますが、穴はまだあいていません。初期むし歯は適切なブラッシングやフッ素の活用によって、歯を元の健康な状態に戻すことができます。歯を削る必要もありません。

エナメル質むし歯(C1)

エナメル質むし歯(C1)

エナメル質の内側にまでむし歯が進行した状態です。先の細い器具で触れると、歯質がやわらかくなっていたり、小さな穴があいていたりするのを確認できます。ただ痛みはなく、人によっては「甘いものがしみる」「冷たいものがしみる」といった症状を感じることがあります。

象牙質むし歯(C2)

象牙質むし歯(C2)

エナメル質の奥にある象牙質にまでむし歯が進行した状態です。肉眼でみても歯に穴があいている様子や黒っぽく変色している様子が確認できます。この段階になると「冷たいものがしみる」など、むし歯特有の症状がはっきりあらわれるようになります。

神経にまで達したむし歯(C3)

神経にまで達したむし歯(C3)

象牙質のさらに奥にある神経(歯髄:しずい)にまでむし歯が進行した状態です。この段階になると冷たいもの以外にも熱いものがしみたり、場合によっては何もしなくてもズキズキとした激しい痛みをともなったりします。また治療では神経を取り除く治療(根管治療)が必要です。

歯の根っこしか残っていないむし歯(C4)

歯の根っこしか残っていないむし歯(C4)

むし歯によって歯質の多くが破壊され、歯ぐきの中に根っこだけが残っている状態です。神経も死んでしまっているため、痛みを感じることはありません。この状態にまで放置してしまうと歯を残すことが難しく、抜歯となるケースが多くなります。

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